ソフトシンセにMIDI信号を送る方法
ミニモーグのような鍵盤が付いているシンセサイザーは、もちろんピアノのように手で弾くことができるのだが、コンピュータなどからMIDI信号を送って鳴らすこともできる。鍵盤がないMIDI音源などは、もっぱらこの方法で鳴らすことになるのだ。この場合、コンピュータとシンセサイザーの間でMIDI信号をやりとりするために、シンセサイザーとコンピュータをMIDIケーブルというもので接続する。昔はモデムなどを繋いだシリアルコネクタで接続したのだが、最近はもっぱらUSBで接続する。この接続のために、MIDI機器毎に専用のMIDIドライバーが用意されていて、これをパソコンにインストールして接続するのだ。
ところで、いわばパソコンのプログラムであるソフトシンセには、物理的なケーブルを繋ぐことができない。だから、普通の方法ではこのソフトシンセにMIDI信号を送ることができない。
これでは、パソコンのソフトからMIDI信号を送ってソフトシンセを鳴らすことができない。MIDIをやりとりするソフトの間でMIDIケーブルのようなものを繋げればいいのだが、そんなことはできそうにもないのだ。
ところが、このMIDIケーブルの結線を、パソコンソフトの間で仮想的に行ってくれる夢のようなソフトがあるのだ。これが仮想MIDIドライバ「MIDI Yoke」だ。
下記のサイトの「MIDI YOKE」Downloadページに、OS毎のインストールファイルがあるので、まずはダウンロードしてセットアップだ。
http://www.midiox.com/index.htm
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セットアップが完了したらパソコンを再起動する。そして、コントロールパネルの「サウンドとマルチメディア」のダイアログボックスを開く。
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上の画像のように「MIDI Yoke Junction: 1」と表示されれば、インストールは成功だ。
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