「なでしこ」で百人一首music その1
「文字を素材に音を作る」プログラムの準備が大体できたところで、いよいよ文字を音に変えるプログラムを作ってみる。最初に、文字の素材として『百人一首』を使ってみる。フレーズも短いのでテストがやりやすいと思う。
音の方は、琴の音色を使ってみる。琴は13の弦があるので、この弦に相当する音階(平調子)を配列で作り、配列要素に実際に出る音を入れておく。
次に、百人一首の歌(文字列を)を1文字づつに区切り、昨日やったアルゴリズムで文字を0~12の数字に変換する。
この数字を配列の要素番号と考え(つまりは琴の弦の番号になる)て、配列に入っている音でMMLを組み立てていく。
//百人一首music_1
音階=区切(『"ミ/"ラ/"シ/ド/ミ/ファ/ラ/シ/`ド/`ミ/`ファ/`ラ/`シ』 "/")
和歌="秋の田の 仮庵の伊庵の 苫をあらみ わが衣出は 露に濡れつつ"
文字=和歌を文字列分解したもの
MML="Tempo=60 音色(Koto) "
和歌の文字数 回
弦番号=ASC(文字[回数-1])%13; MML=MML&音階[弦番号]
和歌を表示; MMLを表示
MMLをMML演奏
//ここまで
確認のために、歌の内容とMMLの内容を表示するようにしてある。MML通りの妙なる琴の調べが奏でられただろうか。
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