水曜日, 11月 22, 2006

「なでしこ」で百人一首music その1

文字を素材に音を作る」プログラムの準備が大体できたところで、いよいよ文字を音に変えるプログラムを作ってみる。

最初に、文字の素材として『百人一首』を使ってみる。フレーズも短いのでテストがやりやすいと思う。

音の方は、琴の音色を使ってみる。琴は13の弦があるので、この弦に相当する音階(平調子)を配列で作り、配列要素に実際に出る音を入れておく。

次に、百人一首の歌(文字列を)を1文字づつに区切り、昨日やったアルゴリズムで文字を0~12の数字に変換する。

この数字を配列の要素番号と考え(つまりは琴の弦の番号になる)て、配列に入っている音でMMLを組み立てていく。

//百人一首music_1

音階=区切(『"ミ/"ラ/"シ/ド/ミ/ファ/ラ/シ/`ド/`ミ/`ファ/`ラ/`シ』 "/")
和歌="秋の田の 仮庵の伊庵の 苫をあらみ わが衣出は 露に濡れつつ"
文字=和歌を文字列分解したもの

MML="Tempo=60 音色(Koto) "
和歌の文字数 回
 弦番号=ASC(文字[回数-1])%13; MML=MML&音階[弦番号]

和歌を表示; MMLを表示

MMLをMML演奏

//ここまで



確認のために、歌の内容とMMLの内容を表示するようにしてある。MML通りの妙なる琴の調べが奏でられただろうか。