木曜日, 8月 03, 2006

「サクラ」でダンパーを使ってみる

ピアノには、ダンパーペダルといのが付いている。ダンパーペダルというのは、踏み込むとダンパーが弦から離れるという極めて簡単な機構なのだが、これを上手く使うとピアノという楽器に無限の音の変化が生まれる。

このダンパーペダルの機能は、MIDIのコントロールチェンジ番号64(ホールド)を使うことによりMIDI音源でも実現できる。

コントロールチェンジ早見表
http://oto.chu.jp/doc/reference/cc.htm

サクラ」のコマンドでは次のように指定する。

y64,n  (n=0~127)

0がペダルを踏んでいない状態、127がもっとも踏み込んだ状態になる。

それでは、早速試してみることにする。最初の20音がペダルを踏んでない状態、次の20音がペダルを踏み込んだ状態、次にペダルを踏んだり離したりした状態で演奏させてみる。

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[20 @(GrandPiano) y64,0 n(Random(40,80))]
r1[20 @(GrandPiano) y64,127 n(Random(40,80))]
r1[60 @(GrandPiano) y64,(RandomSelect(0,64,64,127,127)) n(Random(40,80))]

//---------- ここまで ----------



何か急に本当にピアノを弾いている感じになる。