火曜日, 8月 01, 2006

「サクラ」で音にエコーをかけてみる

昨日は、GM音源にあるリバーブの機能を使って音に残響をかけてみたのだが、リバーブ機能がない音源の場合でもエコーが付けられるテクニックがある。

方法は、同じ音をちょっとタイミングをずらして出せばよい。この場合、エコーになる方の音量を相対的に小さくしたり、出る音の位置(パン)をずらしたりすればそれっぽい感じになる。

3~4つのトラックを使ってエコーになる音を微妙にずらせば、より複雑な残響を付けられると思うが、とりあえずエコーになるトラックを一つだけにして実験してみる。

最初20個の音は残響なしにして、エコーの効果がどのぐらい出るか試してみる。

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Function Compose(Nno,Nmin,Nmax){
 System.RandomSeed=2006
 For(Int I=1; I<=Nno; I=I+1){
  n(Random(Nmin,Nmax))(RandomSelect(4,8))
 }
}
TR(1) @(Flute) P(000) v(120) Compose(20,60,90) r00 Compose(80,60,90)
TR(2) @(Flute) P(127) v(80) Compose(20,60,90) r16 Compose(80,60,90)

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1つのエコーだけでも結構きれいな残響に聞こえる。音源のリバーブ機能を使っていないので、このテクニックならWindosパソコンの内蔵MIDI音源でも使える。