「サクラ」からピッチベンドをかけてみる
昨日はピッチベンドホイールを人が動かして操作したわけなのだが、このホイールは「サクラ」のプログラムからも動かすことができる。ピッチベンドは、無段階になめらかにかかるように聞こえる。しかし、実際は上下に8192段階に変化させているのだ。このぐらいの分解能があれば、聴覚上は間違いなくなめらかに聞こえる。
「サクラ」でピッチベンドを動かすには次のように指定する。
p%n n=-8192~8191
早速試してみよう。標準のピッチベンド幅は1音なので、次のようなプログラムを書けば、上下に半音の幅で音が生成される。
//---------- ここから ----------
[100 @(GrandPiano) p%Random(-4096,4096) ド]
//---------- ここまで ----------
実行してみるとわかると思うが、ピッチベンドホイールがランダムに生成された値により自動的に上下するのがわかる。
前に、FineTuneを使って微分音を出してみたが、FineTuneでは半音を64段階にしか変更できない。BR(1)のように設定してピッチベンドを指定すれば、半音で8192段階もの微分音を作ることが可能だ。
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