木曜日, 6月 15, 2006

SoundFontが使えるVSTi(sfz)

現在、DTMで使われるMIDI音源は、Windowsに標準で入っている音源(Microsoft GS Wavetable SW Synth)も含め、ほとんどがWaveTable方式のシンセサイザだ。

WaveTable方式というのは、デジタル録音(サンプリング)した音(WaveTableデータ)をそのまま再生する方式の音源で、GM/GSといった規格により、プログラム番号(1~128)毎に何の楽器の音色にするかが決まっている。

SoundFontというのは、このWaveTableのいわばデータにあたるもので、GM/GSといった規格に準拠したものでもいいし、まったく別の音色を割り当ててもよい。文字フォントが、同じコード番号でもフォント(ファイル)を切り替えることでまったく違った文字を出せるように、SoundFontを変えれば別の音が出せるようにする仕組みなのだ。

ところで、こんなSoundFontのデータ(拡張子が.sf2)を読み込んでMIDI音源として動作させるフリーのVSTiがある。rec:audiosfzというSample Playerだ。

http://www.rgcaudio.com/sfz.htm

上記のサイトからセットアップファイル(sfz197.exe)をダウンロードして、これを実行する。

C:\Program Files\Vstpluginsフォルダにsfz.dllというフィルができる。このフォルダにsfz.exeという実行ファイルがあるので、これを削除するか別の名前にリネームしておく。そしてこのフォルダに、savihost.exeをコピーして、名前をsfz.exeに変更する。

ダブルクリックして、下の画像のようになればとりあえずインストールは成功だ。