木曜日, 7月 06, 2006

「サクラ」でGSのドラムセットも聴いてみる

昨日聴いていたパーカッションの音はGM規格の音だと思っていたのだが、実際はGS規格の音だ。内蔵MIDI音源の名前がMicrosoft GS Wavetableだから当然そういうことになる。

ところで、GM規格とGS規格の音色マップはほとんど同じ(楽器の名前が微妙に違っている)だ。さらにGS規格では、ノート番号27~87までのの音程に各々のパーカッションの音色が定義されている。

Percussion Key Map
http://odasan.s48.xrea.com/dtm/drummap.html

ということで、昨日のプログラムのノート番号の範囲を27~87に変えれば全部の音を聴くことができる。

ところで、GMの新しい規格では、基本(STANDRD)のパーカッションセットの他に、JAZZやORCHETRAといった8種類の音色セットが使えるようになっている。



この音色セットの切り替えは、プログラムチェンジ(Voice番号)で行うようになっている。sfzで確認するとBNAK128のPROGRAMの内容が下の画像のようになっているのがわかる。



それでは、「サクラ」のメニューにある設定→マルチメディアの設定で、MIDIの既定のデバイスをMidiYokeに戻してからsfzを起動し、GM/GSのSoundFontを読み込んで見る。

CHANNELを10、BANKを128にセットし、PROGRAMを適当に選んで、「サクラ」のプログラムを実行してみる。



PROGRAMをELECTRONICやORCHESTRAに変更して聴いてみると、これが結構面白い。各音色セットで微妙に楽器の種類が異なっている。ORCHETRAセットにはティンパニーの音色なんていうのが入っているのがわかる。