日曜日, 7月 02, 2006

「サクラ」で音符の長さを指定するは

昨日までは乱数を使って音程を作り、これを「サクラ」にノート番号指定で演奏させてみた。これだと、音の高さは色んな音になるのだが、音符の長さはみな同じになっている。

ところで、ノート番号を指定して発音するコマンド「n」の構文は次のような書式になっている。ノート番号に続けて色んな音符属性を指定できるのだ。

n(NoteNo)[,(l),(q),(v),(t),(o)]
http://oto.chu.jp/doc/command/21.htm

l・・・・・音の長さをn分音符で指定(初期値4)
http://oto.chu.jp/doc/command/21.htm
q・・・・・音の長さに対するゲートタイムの割合をパーセントで指定(初期値80)
http://oto.chu.jp/doc/command/2.htm
v・・・・・ベロシティ(音の強さ)を指定(0~127の範囲)(初期値100)
http://oto.chu.jp/doc/command/3.htm
t・・・・・発音のタイミングをステップ単位で指定(初期値0)
http://oto.chu.jp/doc/command/4.htm
o・・・・・オクターブ(音階)を指定(0~10の範囲)(初期値5)
http://oto.chu.jp/doc/command/1.htm

ということで、今まで実験したノート番号指定の演奏は、これらの値を全て省略した状態(初期値が指定された状態)ということだったのだ。だから、音符の長さは4分音符を指定したことになっていた。

そこで、今日は音の長さ l を任意に指定してみることにする。昨日のプログラムをちょっと修正して、音符の長さを4部音符と8部音符がランダムになるようにしてみる。演奏する楽器は、音色番号1のピアノに固定してみた。

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[100 @(1) n(Random(021,108))(RandomSelect(4,8))]

//---------- ここまで ----------



これで、さらに現代音楽っぽい雰囲気になってた。