金曜日, 1月 13, 2006

Irfanviewでexif情報を覗いて見る

最近のデジカメはほとんど全てExif形式で画像を保存するようになっている。

Exif(エグジフ、Exchangeable image file format)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Exif

また、Exif形式画像の構造は基本的には通常のJPEG画像形式で、その中にサムネィル画像や撮影情報等のデータをJPEGの規約に準拠した形で埋め込んだものだ。

JPEG (ジェイペグ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/JPEG


IrfanviewではこのExif情報を簡単に確認することができる。

デジカメ画像をIrfanviewに読み込んだら、キーボードの[i](ツールバーのiマークでもいい)を押してみよう。

下のような画像の情報というウィンドーが出る。



ここでEXIF情報のボタンを押してみる。すると EXIF information というウィンドーがオープンして、ここにTag名とその値の一覧が表示される。これがEXIF情報の中身だ。



なお、EXIFの構造はここに詳しい解説があるので、興味がある場合はIrfanviewで画像を読み込んだらF3を押して16進表示をし、ファイルの先頭のSOI MarkerがFFD8になってる様子などを確認して欲しい。

Exif形式の画像ファイル解説
http://park2.wakwak.com/~tsuruzoh/Computer/Digicams/exif.html


このように、IrfanviewのようなEXIF情報が見れるソフトでデジカメ画像を表示されたら、画像の身元は一目瞭然である。これは基本的には非常に有益な情報なのだが、画像を外部に出す場合などで、どうしてもこのEXIF情報は出したくないという場合もあると思う。

その場合は、メニューのファイル→名前を付けて保存で出るJPEG/GIF保存設定の画面で、元画像のEXIF情報を保存のチェックを外せば、EXIF情報なしで保存できる。