「サクラ」でGSのドラムセットを使う
GM音源ではチャンネル10をドラム専用に使うことになっている。GS音源でも標準ではチャンネル10がドラムになる。さらに、GM音源ではドラムセットが1つしかないのだが、GS音源では9つのドラムセットががある。ドラムセットというのは、いくつかのパーカッションの楽器をまとめたもので、どのパーカッションの音を出すかはノート番号で指定する。(従って、パーカッションには音程がないということになる)また、どのドラムセットを使うかは音色番号で指定できる。
内蔵MIDI音源(Microsoft GS Wavetable SW Synth)にも9つのドラムセットが用意されていて、「サクラ」で各ドラムセットを指定する場合は次のようにする。。
@1 //STANDARD
@9 //ROOM
@17 //POWER
@25 //ELECTRONIC
@26 //TR-808
@33 //JAZZ
@41 //BRUSH
@49 //ORCHESTRA
@57 //SFX
ところで、@49のORCHESTRAセットのノート番号41~53には、Fから1オクターブ上のFまで、半音毎のティンパニーの音が入っている。(ティンパニーには音程があるから複数のノート番号を使う)
今日はこのティンパニーの音を聴いてみることにする。
//---------- ここから ----------
Include(gs.h)
ResetGS r4
CH(10)
@49 [100 n(Random(41,53))]
//---------- ここまで ----------
確かにティンパニーの音が鳴り響く。しかもなかなかいい音だ。
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