木曜日, 8月 24, 2006

「サクラ」のタイムポインタ機能

五線譜というのは、ちょっと考えるとグラフになっているのがわかる。横(X軸)方向が時間で縦(Y軸)方向が音の高さだ。

で、この五線譜、Y軸は3度単位、X軸は小節単位に目盛り線が入っているので、非常に見やすい構造になっている。だから、楽譜を見て演奏をする場合は、何小節目から始めるというようなことが簡単にできるのだ

サクラ」には、タイムポインタという仕組みがあり、この時間軸(X軸)の位置を直接指定できるという機能がある。

例えば、何小節目の、何拍目からといった指定を次のような書式で指定できる。

Time(小節:拍:ステップ数)

また、Time(総ステップ数)という書き方も可能だ。

では、次のように書いたらどうなるかを試して見る。

//---------- ここから ----------

Time(3:1:1)
ララシー ララシー

//---------- ここまで ----------



演奏モニターには、小節:拍:ステップ数という形式でタイムポインタが表示されるので、ここを見ていると確かに3小節目から音が出る。また、エディタ画面の左下のステータスバーには、現在のタイムポインタが総ステップ数で表示される。

ちなみに、これをMIDI形式で保存して楽譜にしたのが下の画像だ。



これは、複数のパートの音楽を作る時にとても便利な機能だ。