「サクラ」のタイムポインタ機能
五線譜というのは、ちょっと考えるとグラフになっているのがわかる。横(X軸)方向が時間で縦(Y軸)方向が音の高さだ。で、この五線譜、Y軸は3度単位、X軸は小節単位に目盛り線が入っているので、非常に見やすい構造になっている。だから、楽譜を見て演奏をする場合は、何小節目から始めるというようなことが簡単にできるのだ
「サクラ」には、タイムポインタという仕組みがあり、この時間軸(X軸)の位置を直接指定できるという機能がある。
例えば、何小節目の、何拍目からといった指定を次のような書式で指定できる。
Time(小節:拍:ステップ数)
また、Time(総ステップ数)という書き方も可能だ。
では、次のように書いたらどうなるかを試して見る。
//---------- ここから ----------
Time(3:1:1)
ララシー ララシー
//---------- ここまで ----------
演奏モニターには、小節:拍:ステップ数という形式でタイムポインタが表示されるので、ここを見ていると確かに3小節目から音が出る。また、エディタ画面の左下のステータスバーには、現在のタイムポインタが総ステップ数で表示される。
ちなみに、これをMIDI形式で保存して楽譜にしたのが下の画像だ。
これは、複数のパートの音楽を作る時にとても便利な機能だ。
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