金曜日, 12月 01, 2006

「なでしこ」で百人一首music その10

今日は、演奏の表現力を高めるため、昨日やった「項目記入」のパラメータをさらに増やしてみる。

音程・・・・変換する音階を/で区切ってMML形式で指定
和歌1・・・・素材になる文字列 1
和歌2・・・・素材になる文字列 2
楽器1・・・・和歌1を演奏させる楽器の名前
楽器2・・・・和歌2を演奏させる楽器の名前
音量1・・・・和歌1を演奏させる楽器のボリューム(0~127)
音量2・・・・和歌2を演奏させる楽器のボリューム(0~127)
音長1・・・・和歌1を演奏させる楽器のゲートタイム(0%~100%~∞%)
音長2・・・・和歌2を演奏させる楽器のゲートタイム(0%~100%~∞%)
位置1・・・・和歌1を演奏させる楽器のパンの位置(0~127)
位置2・・・・和歌2を演奏させる楽器のパンの位置(0~127)
速度・・・・演奏速度


//百人一首music_10
母艦のタイトル="百人一首 de MUSIC"; 母艦の背景色=RGB(220,240,200)

入力項目=「音程=ミ/"ラ/"シ/ド/ミ/ファ/ラ/シ/`ド/`ミ/`ファ/`ラ/`シ
和歌1=秋の田の 仮庵の伊庵の 苫をあらみ わが衣出は 露に濡れつつ
和歌2=春過ぎて 夏来にけらし 白砂の 衣ほすてふ 天の香具山
楽器1=Koto
楽器2=Koto
音量1=100
音量2=100
音長1=80
音長2=80
位置1=0
位置2=127
速度=60


入力内容=項目記入(入力項目)

音階=区切(入力内容@音程 "/")
和歌[1]=入力内容@和歌1; 楽器[1]=入力内容@楽器1
位置[1]=入力内容@位置1; 音量[1]=入力内容@音量1; 音長[1]=入力内容@音長1
和歌[2]=入力内容@和歌2; 楽器[2]=入力内容@楽器2
位置[2]=入力内容@位置2; 音量[2]=入力内容@音量2; 音長[2]=入力内容@音長2

楽譜[0]="Tempo={入力内容@速度}"

2 回
 音色=楽器[回数]; PAN=位置[回数]; VOL=音量[回数]; GATE=音長[回数]
 "歌{回数} = "&和歌[回数]を表示
 歌音=""
 歌音変換(和歌[回数],歌音); 楽譜[回数]="TR({回数}) 音色({音色}) P({PAN}) V({VOL}) q({GATE}) REV(100)"&歌音
ここまで

表示(楽譜); 表示("マウスをクリックすると演奏します")

母艦をクリックした時は
 楽譜をMML演奏

●歌音変換({参照渡し}和歌,{参照渡し}歌音)
 文字=和歌を文字列分解したもの
 和歌の文字数 回
  弦番号=ASC(文字[回数-1])%配列要素数(音階)
  もし(文字[回数-1]=" ")ならば
   音符="r4"
  違えば、もし(文字[回数-1]>"ん")ならば
   音符=音階[弦番号]&"2"
  違えば
   音符=音階[弦番号]&"4"
  ここまで
  歌音=歌音&音符

//ここまで


(パラメータの設定例)



音程に設定する音はいくつでも良い。こんな設定をすれば、ちょっと現代音楽っぽくなる。