日曜日, 10月 22, 2006

「サクラ」でアルゴリズム作曲 - 6.1 -

昨日作った「二面の箏による即興的断章」では、箏の各パートは同時に一つの音だけを出している。

実際の琴の演奏では、主に親指、人差し指、中指の3本(この3本には爪を使う)を使って演奏する。現代邦楽では、爪を使っていない指も含めて5本全部を使うなんていうこともある。

そこで、昨日の作品をちょっと変更して、一つのパートに二つの音を割りあててみた。ちょっと難しい曲の感じになって、より現代邦楽作品っぽくなる。

//_ 二面の箏による即興的断章

Function Compose(Int NoN, Array LoN){
Array Scale=({レ},{"ソ},{"ラ},{"ラ#},{レ},{レ#},{ソ},{ラ},{ラ#},{`レ},{`レ#},{`ソ},{`ラ})
 Str ML={}
 [(NoN)
  ML=ML+Scale(Random(0,13))+RandomSelect(LoN)
 ]
 Result=ML
}

TR(1) P(64-30) V(100) v.Random(60) REV(100) q080 音色(Koto)
TR(2) P(64-30) V(100) v.Random(60) REV(100) q080 音色(Koto)
TR(3) P(64+30) V(100) v.Random(60) REV(100) q080 音色(Koto)
TR(4) P(64+30) V(100) v.Random(60) REV(100) q080 音色(Koto)

//_一章
#Part1=Compose(50,(1,2,4)) #Part2=Compose(50,(1,2,4))
#Part3=Compose(50,(1,2,4)) #Part4=Compose(50,(1,2,4))
Tempo(096)
TR(1) #Part1 TR(2) #Part2 TR(3) #Part3 TR(4) #Part4
INT Pos=Time INT N=0 [4 N++ TR(N) Time(Pos) [4 r1] ]

//_二章
#Part1=Compose(100,(1,2,4)) #Part2=Compose(100,(1,2,4))
#Part3=Compose(100,(1,2,4)) #Part4=Compose(100,(1,2,4))
Tempo(240)
TR(1) #Part1 TR(2) #Part2 TR(3) #Part3 TR(4) #Part4

//_______ ここまで _______________