日曜日, 10月 15, 2006

「サクラ」でアルゴリズム作曲 - 4 -

今日は 「サクラ」でアルゴリズム作曲シリーズの4曲目をやってみる。題して、「ドリア旋法による古風な愛の歌」だ。

ドリア旋法というのは、教会旋法の中の一つで、単調に近い音階ということもあって、なかなか哀愁のあるメロディーができる。

リア旋法
http://www.mab.jpn.org/lib/exp/cmodes/char.html#Dorian-mode

アルゴリズム作曲の部分はとても単純だ。ドリア旋法の音階を配列に入れ、この中から音をランダムに選び出すという方法だ。

楽器は、旋律に相当するパートをオーボエ、伴奏にあたるパートをハープにしてみた。

//_ ドリア旋法による古風な愛の歌

Function Compose(Int NoN, Array LoN){
Array Scale=({レ},{ミ},{ファ},{ソ},{ラ},{シ},{`ド},{`レ})
 Str ML={}
 [(NoN)
  ML=ML+Scale(Random(0,8))+RandomSelect(LoN)
 ]
 Result=ML
}

#Oboe=Compose(68,(1,2,4))
#Harp1=Compose(68,(1,2,4))
#Harp2=Compose(68,(1,2,4))

Tempo(112)

TR(1) P(64+30) V(120) v.Random(60) REV(100) q080 音色(Oboe)
TR(2) P(64-30) V(060) v.Random(60) REV(100) q080 音色(OrchestralHarp)
TR(3) P(64-40) V(060) v.Random(60) REV(100) q080 音色(OrchestralHarp)

TR(1) #Oboe TR(2) #Harp1 TR(3) #Harp2

//_______ ここまで _______________







参考:「ドリトル」版の「ドリア旋法による古風な愛の歌」
http://mugen-blog.blogspot.com/2006/04/oom04.html