「サクラ」でゲートタイムを指定するには
MIDIの仕様にゲートタイム情報というのがある。ゲートタイムというのは、音を出すノートオンの情報が送られてから、ノートオフの情報が送られるまでの時間のことで、デュレーションとも呼ばれる。ゲートタイム情報を使えば、スタッカートやタイのような表現や、前の音を発音させながら次の音も発音させるといっったことが可能だ。「サクラ」でゲートタイムを指定する場合は、q(n) のように指定する。
ゲートタイム(発音時間)の割合を指定
http://oto.chu.jp/doc/command/2.htm
割合指定になるので、指定できる n の範囲は、0~100 までとなる。なお、ゲートタイムを省略した場合は、初期値 80 が指定されたことになる。
数値 n の値を100以上にすると、前の音が次の音に重なる。これを積極的に利用すれば面白い効果も出せそうだ。
また、ゲートタイム指定は、ノート指定と一緒に、n(NoteNo)[,(l),(q),(v),(t),(o)] のように書くことも可能だ。(qの位置がゲートタイム指定)
ノート番号を指定して発音
http://oto.chu.jp/doc/command/21.htm
それでは、早速やってみることにする。ゲートタイムの割合を、20%、80%、100%の中からランダムに選び、ノート番号40~80までの音で鳴らしてみる。
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[100 @(74) n(Random(40,80)),,(RandomSelect(20,80,100))]
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ゲートタイムの値に100以上を指定すると、次の音に重ねることがでできる。
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[100 @(74) n(Random(40,80)),,200]
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