金曜日, 5月 19, 2006

ドリトルでアート No.05 どりーむ・オブ・でじたる

今日の作品はデジタルカウンタを縦横に50個並べて、ランダムな数字を表示させてみる。作品名は「どりーむ・オブ・でじたる」。無意味な数字の並びだってアートになることもあるのだ。

コンピュータの中では、絵も音も命令もデジタルな数値だ。だから、昔のコンピュータはこのデジタルな数値の並びを数字で表示したりLEDで表示したりしていた。

徹夜でプログラムのテストなんかをやっていると、こんなチカチカ動く数字に妙に癒されたりする。なにしろ、数字が動いてる限りは、少なくともコンピュータは止まっていない!ことがわかるのだ。

50個のデジタルカウンタの配列を作り、各カウンタの数値をランダムに発生させて、これをタイマーオブジェクトを使ってパラレルに動かしてみる。

//どりーむ・オブ・でじたる

dc=配列!作る.[dc!""入れる]! 50 繰り返す. 横size=120. 縦size=40.

描画:カウンタ=[|n x y|
 dc!(n) (ラベル! " " 作る (横size-2)(縦size-2) 大きさ)上書き.
 タイマー!作る (random(5)*0.1) 間隔 60秒 時間[
 (dc!(n)見る)!(黒)色 (赤)文字色 (x)(y)位置 (random(9)*100000000+random(99999999))書く
 ]実行
].

sx=-300. sy=-160. x=sx. n=0.

[m=0. y=sy.
 [n=n+1. m=m+1.
  描画! (n)(x)(y+縦size*(m-1)) カウンタ
 ]! 10 繰り返す.
 x=x+横size
]! 5 繰り返す.

//--------- ここまで ----------



各カウンタのスピードをrandom関数で変えているので、早く動くカウンタがあったりゆっくり動くカウンタがあったりする。しかし、ドリトルで50個のカウンタが並列に動く姿はまさに壮観だ。