土曜日, 9月 09, 2006

「サクラ」でMML演習1

サクラ」でだいぶMMLが書けるようになっできたのだが、最近、mixiの友達が「素敵な即興演奏講座」というのを始めた。

「素敵な即興演奏講座」というのは、ピアノを使って簡単なフレーズを弾いて楽しんでみるというものなのだが、これが、「サクラ」のMMLの勉強にちょうどよい教材なのだ。

そこで、今日はこの「素敵な即興演奏講座1」の内容をMMLで書いてみることにする。

まずは、「素敵な即興演奏講座1」を紹介します。

====== 素敵な即興演奏講座1 ======

今日は初回という事で、簡単に「ドレミ」でスタートする講座から始めたいと思います。

まず真ん中の3つ並んだ「ドレミ」を弾きましょう、白鍵です。その後すぐ斜め右上方向にある3つ並んだ黒鍵を弾きましょう。するとあら、不思議。何だか謎めいた中途半端な音の流れができました。
これを一般に音楽用語で全音音階と言います。普通に白鍵を「ドレミファソラシ」と弾いた場合、音の間隔には「ド→全→全→半→全→全→全」と半音が含まれます。しかし全音音階は音の間隔が全て全音で形成されています。
さて解説はその位にして、次は右ペダルを踏んで弾いてみましょう。すると各音がずっと延びるので、霧がかかったように適度に音に濁りが生じ、あやしい雰囲気になります。
次に同じようにペダルを使用して、速く繰り返して弾いてみましょう。あやしい雰囲気に切迫した感が付加され、異世界に迷い込んだようなイメージを出せます。

今度は少し右にずれて、上の音域で弾いてみましょう、ペダルは使用しません。ゆっくり上行(順に弾く)し、次に下行(逆順に弾く)します。すると滑稽な様子に聞こえて、困ったり壊れたりしたような音が出せます。

最後に3つの白鍵と3つの黒鍵のそれぞれを、一緒に弾いてみましょう。つぶれたような音が鳴り、圧縮したり萎縮したりする印象が出ます。
少し左にずれて低い音域で強く弾いてみましょう。すると今度はくずれるような衝撃音に聞こえるので、ドラマティックな転換時に使えます。

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手元にピアノはないのだが、イメージをふくらませて「サクラ」のMMLにしてみた。

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#Zenon={cdef#g#a#}
#Zenonr={a#g#f#edc}
#Gaann={'cdef#g#a#'}

Tempo(96) @(GrandPiano)

Play(l4+o5+#Zenon)

ペダル Play(o5+#Zenon) 放す

[4 ペダル Play(l16+o5+#Zenon) 放す]

[2 Play(l4+q20+o6+#Zenon+#Zenonr)]

Play(l1+q120+o5+#Gaann+o3+#Gaann)

//---------- ここまで ----------



けっこう上手くできたと思うのだが、どうだろうか。録音してmp3ににしたものを載せておきます。