月曜日, 10月 02, 2006

「サクラ」の音をAudacityで簡単録音

サクラ」でアルゴリズム作曲シリーズでは、昨日書いたような方法でソフト音源を鳴らしたものをMP3にして添付しているのだが、今日は、このMP3ファイルをどうやって作っているのかを説明する。

パソコンでデジタル録音するフリーのソフトは結構あるのだが、なんと言っても応用範囲が広く多機能なのが、オープンソースの Audacity だ。

Audacity
http://audacity.sourceforge.net/

Audacityでは、入力ソースを「ステレオミキサー」に設定すれば、難しい設定をしなくても、とりあえずはパソコンから出ている音を簡単に録音することができる。



パソコンで録音したファイルは、多くのソフトがWindowの標準のWAVファイルとして書き出すようになっているのだが、Audacityでは、LAME MP3エンコーダー(lame_enc.dll)をインストールすることで、直接MP3形式のファイルを作成することが可能だ。

LAME MP3エンコーダー
http://audacity.sourceforge.net/help/faq?s=install&item=lame-mp3

Audacityで直接MP3ファイルを作成する場合は、ファイルメニューから「MP3書き出し」を選ぶ。一番最初だけ、LAME MP3エンコーダーの場所を尋ねられるので、lame_enc.dllを保存してあるフォルダを指定すればよい。

MP3書き出しの場合は、下の画像のようなIDタグ編集画面が出るので、Audacityで直接MP3ファイルを作るときは、ここでIDタグを入力してしまうことも可能だ。