土曜日, 9月 30, 2006

「サクラ」でアルゴリズム作曲 - 2.1 -

この間から書いている「サクラ」でアルゴリズム作曲シリーズには、「サクラ」で演奏させたものをデジタル録音してMP3にしたデータを載せてある。

このMP3を聴いて「自分のパソコンで演奏したのと音が違うなー」と思った方もいるのではないかと思う。確かに、パソコンの内蔵音源よりちょっと響きの良い音がするはずだ。

実は、この録音、パソコンの内蔵音源ではく、SoundFontを使って音を出したものを録音している。

SoundFontは、フリーで使えるものがたくさん公開されていて、今まで使ってきた、GM/GSのセット物(これは内蔵音源の代わりとしてそのまま音色セットが使える)の他、ピアノやフルートといった単独の楽器のSoundFontもある。

GM/GSのセット物のSoundFontでもも容量が2MBぐらいのものから、100MBを超えるものまで、様々なものがある。今まで使ってきたのは、20~30MB程度のSoundFontだ。

このSoundFont、理屈の上では容量が大きいほど音がいいと思うのだが、SoundFontの作り方はなかなか難しいらしく、この辺のことは微妙な問題だ。

今日は、昨日使ったGM/GSのセット物のSoundFontでなく、ピアノのSoundFontとフルートのSoundFontを組み合わせて演奏させたものを載せてみるので、ちょっと聞き比べて欲しい。



SoundFontプレーヤとしては、有名なsfz(VSTi版をSavihostを使ってスタンドアロンアプリにしたもの)を使っている。このsfzを2台並べて(各々にフルートとピアノのSoundFontをセットしてある)演奏させてみた。

sfz
http://www.rgcaudio.com/sfz.htm



明日は、こんな感じで「サクラ」で複数のソフト音源を使って演奏させる方法について書いてみたいと思う。、