日曜日, 3月 19, 2006

ImageFilterでシェープのマスク使う

ImageFilterのマスクは色んな方法で作ることができるのだが、星形やハート形などの特定の形(シェープ)のマスクも活用範囲が広い。

シェープはオフィス系のソフトやドロー系のソフトを使えば簡単に作ることができるのだが、今日はちょっと面白い方法で作ってみる。
Windowwsには標準でいくつかのTrueTypeフォントが付いてくる。TrueTypeフォントはいわゆるアウトライン形式のフォントなので、大きいサイズを指定してもギザギザにはならない。漢字のフォントに★の字もあるし、フォント名がWebdingsのフォントには絵文字がたくさんある。これらの文字を大きなサイズで指定すればシェープの代用に使える。(下の説明ではWebdingsのYの文字で出るハートのマークを利用した)

フォントを指定してで字が書けるソフトならなんでもいいから、例えば200ポイントぐらいの大きなサイズで絵文字を書いてみる。これをIrfanViewの画面の取り込みでコピーしてCtrl+Yでドラッグ範囲を切り取ればシェープができあがる。この画像を名前を付けて保存しておく。

それでは、このシェープを使ったマスクのかけ方を説明する。ちょっとややこしいので書いてある通りにやってみてください。

まずImageFilteにフィルターをかける画像が読み込まれている状態にする。もう一つシェープの画像も読み込んでおく。そして、ここがポイントなのだが、シェープの画像の大きさを、フィルタ→イメージフィルタ→任意拡大縮小で、フィルターをかける画像と同じ大きさに調整する。(画像の大きさはステータスバーに出るのでこれに合わせる)



次に、このシェープの画像の方を、合成→コピーで画像合成用のメモリーに コピーする。次にフィルターをかける方の画像に移って、合成→マスクとして貼り付を実行すると下のようなマスクができる。



あとは、好きなフィルターをかければよい。白い部分にフィルターがかかるのを忘れないように。(もしこれを逆にしたい場合は、マスク→マスクの反転で白い部分と黒い部分を逆転できる)

この状態でフィルタ→一般的なフィルタ→ガウスぼかしを実行してみた。

(適用前)


(適用後)