木曜日, 11月 09, 2006

「なでしこ」のメインフォーム

昨日やってみたように、「なでしこ」で「表示」コマンドを実行すると、新しくウィンドが作成されて、ここに結果が表示される。いかにもWindowsっぽいプログラムが、こん感じで簡単に作れてしまうのだ。

この、ウィンドはWindowsアプリケーションで言うとフォームというもので、標準で使うこのフォームはメインフォームと言う。

この、メインフォームのことを「なでしこ」では「母艦」と言う名前で呼ぶ。表示コマンドやグラフィックコマンドなどでは、標準ではこの「母艦ウィンド」を出力先に指定したことになるのだ。

この母艦ウィンド(メインフォーム)にタイトルを付けたり、大きさを変えたり、表示位置を変えたりするのはとても簡単で、次のように書けば良い。

// ここから
母艦は「今日の日付」
母艦について X=0; Y=0; W=200; H=100
今日を表示
// ここまで

このプログラムを実行すると、下のような画面になる。



母艦は「~~」と書くことで、ウィンドのタイトルを指定することができる。
母艦について ~ と書いた部分で、ウィンドの大きさや表示位置を指定する。

上のプログラムの例では、横200ピクセル、縦100ピクセルのウィンドが画面の左上に表示されるはずだ。

母艦を中央移動、母艦を最小化、母艦を最大化、母艦を閉じる、といったコマンドも試してみましょう。

// ここから
母艦は「今日の日付」
母艦について X=0; Y=0; W=200; H=100
今日を表示
5秒待つ 母艦を中央移動
5秒待つ 母艦を最小化
5秒待つ 母艦を最大化
5秒待つ 母艦を閉じる
// ここまで

すごいでしょ。これだけでも、プログラマー気分を味わえる。