壁紙に使えるパターンを無限に作成
「FilterMeister」で作ったプラグインの紹介 -4-今日紹介するのは、壁紙に使えそうなシームレスパターンを無限に生成できるプラグイン「Blots」だ。Mehdiのサイトに載っている。
Blogなどのコンテンツを作る時に、背景にする壁紙画像をネットから探してくる、なんていうことをやってないだろうか。
「Blots」があれば、自然界にありそうなパターンを使った好みの色の壁紙素材がいくらでも作成できる。
Mehdiの下記のページから Blots をダウンロードしてみよう。
Blots 2
http://www.mehdiplugins.com/english/blots.htm
解凍したファイルは、前と同じような方法で適当なフォルダに入れておく。
今回は、タイル状に並べて壁紙にする素材をつくるので、適当な大きさの画像(例えば幅:80pixel,高さ80pixel)をIrfanViewの画像→新規作成で作っおく。
この状態で Ctrl+K を押して Adobe 8BF Filters の画面を出し、Add 8BF FiltersボタンでBlots2のプラグインを追加する。このフィルタをダブルクリックすればプラグインが起動する。
画像の生成モードは3つ用意されている。
- Normal・・・指定した2色で作成
- Camouflage・・・・指定した3~8色で作成
- Gradient・・・・グラデーションマップを使って作成
グラデーションマップは、前に説明した Gradient Smithy で作った.gdzのファイルが使える。
スライダーを動かして、画像にどんな効果がかかるのかを確認しながら適当なパラメータ値を決めていく。
Randomボタンを押せば、パラメータを固定した状態で、模様のパターンを無限に生成できる。
(Mode=Normal)
(Mode=Camouflage)
(Mode=Gradient)
ポイントは、ここで生成される画像が、どれもタイル状に並べた時に継ぎ目のない画像になることだ。
作成したパラメータは、.bltの拡張子のファイル名で保存しておくことができる。sampleフォルダにいくつかのサンプルがあるので読み込んで、どんなパラメータにすると、どういう効果がでるのかを確認できる。これを読み込んで新しいパターンを生成したり、これを変更して新たに面白そうなパラメータを作ってもよい。
画像ができたら、OKボタンでIrgfanViewの画面に処理結果が反映される。
オプション→壁紙にする→並べて表示、でデスクトップの壁紙にして壁紙作りの面白さを堪能して欲しい。
面白いのができたら、どんどん画像を保存して自分のブログに使ったり、デスクトップの壁紙に使ってみよう。これでもう、あなたも立派な「壁紙職人」だ。
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