火曜日, 2月 14, 2006

壁紙に使えるパターンを無限に作成

FilterMeister」で作ったプラグインの紹介 -4-

今日紹介するのは、壁紙に使えそうなシームレスパターンを無限に生成できるプラグイン「Blots」だ。Mehdiのサイトに載っている。

Blogなどのコンテンツを作る時に、背景にする壁紙画像をネットから探してくる、なんていうことをやってないだろうか。

「Blots」があれば、自然界にありそうなパターンを使った好みの色の壁紙素材がいくらでも作成できる。

Mehdiの下記のページから Blots をダウンロードしてみよう。

Blots 2
http://www.mehdiplugins.com/english/blots.htm

解凍したファイルは、前と同じような方法で適当なフォルダに入れておく。

今回は、タイル状に並べて壁紙にする素材をつくるので、適当な大きさの画像(例えば幅:80pixel,高さ80pixel)をIrfanView画像→新規作成で作っおく。

この状態で Ctrl+K を押して Adobe 8BF Filters の画面を出し、Add 8BF FiltersボタンでBlots2のプラグインを追加する。このフィルタをダブルクリックすればプラグインが起動する。

画像の生成モードは3つ用意されている。

  • Normal・・・指定した2色で作成
  • Camouflage・・・・指定した3~8色で作成
  • Gradient・・・・グラデーションマップを使って作成

グラデーションマップは、前に説明した Gradient Smithy で作った.gdzのファイルが使える。

スライダーを動かして、画像にどんな効果がかかるのかを確認しながら適当なパラメータ値を決めていく。

Randomボタンを押せば、パラメータを固定した状態で、模様のパターンを無限に生成できる。

(Mode=Normal)


(Mode=Camouflage)


(Mode=Gradient)


ポイントは、ここで生成される画像が、どれもタイル状に並べた時に継ぎ目のない画像になることだ。

作成したパラメータは、.bltの拡張子のファイル名で保存しておくことができる。sampleフォルダにいくつかのサンプルがあるので読み込んで、どんなパラメータにすると、どういう効果がでるのかを確認できる。これを読み込んで新しいパターンを生成したり、これを変更して新たに面白そうなパラメータを作ってもよい。

画像ができたら、OKボタンでIrgfanViewの画面に処理結果が反映される。

オプション→壁紙にする→並べて表示、でデスクトップの壁紙にして壁紙作りの面白さを堪能して欲しい。

面白いのができたら、どんどん画像を保存して自分のブログに使ったり、デスクトップの壁紙に使ってみよう。これでもう、あなたも立派な「壁紙職人」だ。